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バリアフリー法「特別特定建築物」と「特定建築物」の違いと一覧表

[chat face=”悩む.001.jpeg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]特別特定建築物ってなに?

特定建築物ってなに?

特別特定建築物特定建築物の違いは?[/chat]

こんなお悩みに、答えます!

まずは結論から…

[jin_icon_checkcircle]特別特定建築物とは、不特定かつ多数が利用し、又は主として高齢者が利用する特定建築物

[jin_icon_checkcircle]特定建築物とは、多数の者が利用する建築物

[jin_icon_checkcircle]バリアフリー法の適合義務が発生するかどうかの違いがある

特別特定建築物→延べ面積2000㎡超えで、適合義務

特定建築物→基本的には努力義務(ただし、条例で適合義務にできる)

[chat face=”そぞろ.jpeg” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]バリアフリー法によく登場する用語、特別特定建築物と特定建築物は、バリアフリー法を読む上で絶対に把握が必要となる用語

今回の記事では、それぞれの用語の意味をわかりやすく解説していきます!(X:sozooro)[/chat]

そぞろ

元・指定確認検査機関員
5,000件超の審査実績。著書2冊(学芸出版社)は累計1.9万部、SNSフォロワー4万人超。実務者目線で建築法規を解説。
[▶︎詳細プロフィール]
目次

『特別特定建築物』と『特定建築物』とは?

[jin_icon_bulb]特別特定建築物と特定建築物の違いは、どんな人が建築物を使用するかの違い

特別特定建築物 不特定多数 & 高齢者メイン
特定建築物 特定多数

例えば、『事務所』について考えてみましょう。事務所は、多くの方が利用するので、特定建築物に該当しそうです。しかし、事務所だったら来客も少ないでしょうし、利用する人は特定されています。だから、特別特定建築物には該当しません。

一方、『物品販売業を営む店舗』の場合はどうでしょうか。明らかに、不特定多数の方の利用が想定されます。こういった用途は特別特定建築物となります。

[chat face=”そぞろ.png” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]その建築物をどんな人が使うか?で考えると、理解しやすい内容です![/chat]

[jin_icon_bookopen]高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律2条

十八 特定建築物 学校、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、ホテル、事務所、共同住宅、老人ホームその他の多数の者が利用する政令で定める建築物又はその部分をいい、これらに附属する建築物特定施設を含むものとする。

十九 特別特定建築物 不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用する特定建築物その他の特定建築物であって、移動等円滑化が特に必要なものとして政令で定めるものをいう。

「特別特定建築物」と「特定建築物」一覧

「特定建築物」(施行令第4条) 「特別特定建築物」(施行令第5条)
1.学校 1小学校、中学校、義務教育学校若しくは中等教育学校(前期課程に係るものに限る。)で公立のもの(第二十四条及び第二十六条第三項第一号において「公立小学校等」という。)又は特別支援学校
2.病院又は診療所 2.病院又は診療所
3.劇場、観覧場、映画館又は公演場 3.劇場、観覧場、映画館又は公演場
4.集会場又は公演堂 4.集会場又は公演堂
5.展示場 5.展示場
6.卸売市場又は百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗 6.百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗
7.ホテル又は旅館 7.ホテル又は旅館
8.事務所 8.保健所、税務署その他不特定かつ 多数の者が利用する官公署
9.共同住宅、寄宿舎又は下宿
10.老人ホーム、保育所、身体障害者福祉ホームその他これらに類するもの 9.老人ホーム、保育所、身体障害者福祉ホームその他これらに類するもの(主として高齢者が等が利用するものに限る)
11.老人福祉センター、児童厚生施設、身体障害者福祉センターその他これらに類 するもの 10.老人福祉センター、児童厚生施設、身体障害者福祉センターその他これらに類 するもの
12.体育館、水泳場、ボーリング場、その他これらに類する運動施設又は遊技場 11.体育館(一般公共の用に供されるものに限る。)、水泳場(一般公共の用に供されるものに限る。)、ボーリング場、その他これらに類する運動施設又は遊技場
13.博物館、美術館又は図書館 12.博物館、美術館又は図書館
14.公衆浴場 13.公衆浴場
15.飲食店又はキャバレー、料理店、ナイトクラブ、ダンスホールその他 これらに類 するもの 14.飲食店
16.理髪店又はクリーニング取次店、質屋、貸衣装屋、銀行これらに類するサービス業を営む店舗 15.理髪店又はクリーニング取次店、質屋、貸衣装屋、銀行これらに類するサービス業を営む店舗
17.自動車教習所又は学習塾、華道 教室、囲碁教室その他これらに類す るもの
18.工場
19.車両の停車場又は船舶若しくは航空機の発着場を構成する建築物で旅客の乗降又は待合いの用に供す るもの 16.車両の停車場又は船舶若しくは航空機の発着場を構成する建築物で旅客の乗降又は待合いの用に供す るもの
20.自動車の停留又は駐車の為の施設 17.自動車の停留又は駐車の為の施設(一般公共の用に供されるものに限る。)
21.公衆便所 18.公衆便所
22.公共用歩廊 19.公共用歩廊

[chat face=”そぞろ.png” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]赤マーカー部分がそれぞれの違いになるので確認してみてください![/chat]

『特別特定建築物』と『特定建築物』の違いとは?

[jin_icon_bulb]バリアフリー法の適合義務の対象となるかどうかの違いがある

[jin_icon_star]特別特定建築物は、床面積2000㎡以上の場合、バリアフリー法の適合義務の対象となる

[jin_icon_star]一方、特定建築物は、どんなに大きくてもバリアフリー法の適合義務の対象とならない(努力義務)

[chat face=”そぞろ.png” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]ただし、特定建築物でも、条例によってバリアフリーの対象となることがありますので、注意しましょう![/chat]

まとめ:「特別特定建築物」と「特定建築物」の違いでバリアフリー適合義務の要否が変わる

いかがでしたか?

特別特定建築物は、不特定かつ多数が利用し、又は主として高齢者が利用する特定建築物であり、2000㎡以上はバリアフリー法に適合させなれけばなりません。

特定建築物は、多数のものが利用し、地方公共団体が「特別特定建築物」に追加していた場合はバリアフリー法に適法させなればなりません。

 

ややこしいワードですが、このような違いがあります。

しっかり整理して、バリアフリー法に適合義務があるかどうか確認しましょう!

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この記事を書いた人

このサイトを作成している管理者。建築法規に関わる仕事をしています。難解な建築基準法をわかりやすく、面白く解説して、『実は簡単なんじゃないの?』と勘違いしてもらいたい。著書『用途と規模で逆引き!住宅設計のための建築法規』『身近な事例から学ぶ 面白すぎる建築法規』他多数の書籍の監修

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